最初に言っておくが私はプリキュアが好きだ。
プリキュアはじめ、女児向けアニメの多くはカラフルな髪色をしている。
それは女児に「ピンクの子」や「青い子」と覚えさせるための重要な役割をしているのは分かっている。
それはそれとしてだ。
私は純日本人で「平凡な中学生」とか言いながらピンクのツインテールにしている女の子がアニメに出てくると殴りたくなる。
異世界人とかファンタジーの住人だったり、性格的にまぁこいつ髪染めててもおかしくないな、って言うのだったらいいのだ。
最初に違和感を覚えたのは幽白の蔵馬だった。
ただ蔵馬は原作だと黒髪だし、妖怪の生まれ変わりだし、と自分の中で言い聞かせることができた。
ギャルゲにもしばしば違和感を感じつつ「これはキャラの書き分けのために必要なのだ」と思い込むことにした。
そういう意味ではエヴァとかスラダンは非常に心地よかった。
綾波は純粋な人じゃないカテゴリとしてそれ以外は常識的な髪色だったし、
スラダンも桜木は赤毛が不良のアイデンティティみたいになってて他の人は自然な色だった。
自分史上、最もキレたのは武藤遊戯だ。
生憎単行本を持ってないのでうろ覚えで失礼するが、一話の冒頭で「平凡で内気ないじめられっ子」的なことを言いながら
「お前、その髪型はねーだろ!」とジャンプを壁に投げつけた。
それ以来、遊戯王は読んでいない。
だって、内気ないじめられっ子のする髪型じゃないだろ!
いじめてた城之内の方が1億倍マトモな髪型してるよ!
ヒカルの碁のヒカルは最初は結構ヤンチャ要素があったので、まぁそういうキャラなんだな、と思ってあのメッシュは見ていた。
セルアニメがなくなって、デジタル彩色になってから髪色のバリエーションが増えて、きらら系のようにあえてそうしてる作品以外、まともな髪色作品が増えたように思う。
異世界モノはいいんだ。
なんか地球とはDNAが違うんだろう、と思っている。
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