本屋の話

昨日、人生初オフ会に行ってきた。

発端は誰かのRTで少女マンガの昔の付録かなにかのツイートを見たことだった。

「へーこんな人いるんだー」と思ってその人のTLを遡ると「ぴょんぴょんオフ会やります」の文字が飛び込んできた。

ぴょんぴょんは5年ほどの命で休刊になった女児向け雑誌で、私自身ぴょんぴょんの名前を聞くこと自体30年近くぶりだった。

しかも場所が梅田。

行ける。

私は即フォローして「オフ会行きたいです!」とリプを送った。

めちゃくちゃ迷惑なやつである。

で、まぁ昨日そのオフ会当日だった。

ものすごく楽しかった。

が、一つだけ誤解があったようなのでここで解いておきたい。

ぴょんぴょんはマイナー誌だったので、どうやって買っていたかという話になった時、私は普通に「家に本屋さんが来るのでその時頼んでました」と言ってしまったのだ。

「外商だ!」

「外商が来るお嬢様だ!」

大変な誤解を受けてしまった。

ウチの実家はど田舎にあり、最寄りの本屋はジャスコの雑誌コーナーを除けば車で30分行ってもあるかどうか分からない。

当時は当然アマゾンもない。

そのクセ一家揃って播磨風土記から絵本から漫画まで手広いブックワームだった。

多い時は一家5人で月100冊単位で買っていた。

なので本屋さんが御用聞きに来ていたのだ。

その月の新発売書籍リストとか今売れてる本のカタログやチラシを持ってきて、チョイスをして届けてもらっていた。

で、それに便乗してぴょんぴょんを頼んでいたのだ。

最初は発売日にいち早く読みたかったので、放課後ジャスコの雑誌コーナーに走っていたが、次第にそれが面倒になったせいだ。

という弁解をしておきたい。

我が家の人間には本は水レベルの生活必需品だっただけなんだ。

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