本のあつかい

本の扱いには人それぞれこだわりがあるものです。
先日母と大げんかをしました。
事の発端は「きのう何食べた?」というマンガです。
とても面白いマンガなので
ぜひ読んでいただきたいのですが
簡単に言うとゲイの青年が主人公の家庭料理マンガです。
(ゲイと言っても直接的な性的表現は
 全くと言っていいほどないので
 ゲイのことを知らない方、理解のない方にも
 楽しんでいただけると思います)
で、そこに出てくる料理がどれもお手軽でおいしそう。
となると母に「これ作って!」「あ、これも!」となり
読んだ母も「これは白菜が余った時いいわね」とか
「これも楽に作れそう」とかになるわけです。
そういうわけで
母が「これは私も使うから、本棚にしまわないでね」
という言葉に私も快諾しました。
ここまでは問題がなかった訳です。
しかし、それが間違いの始まりでした。
何度かその本のレシピを楽しんだ後の
ある日のお昼
私はテーブルの上に置かれた本を見て驚愕しました。
そこには分厚い厚布製のしおりを挟まれた上に
インスタントコーヒーの重い瓶でページを見開かれた
私の買った マンガ本。
そしてそれを料理で湿った手でめくる母。
うわぁあぁぁあああああああぁ!!
私はパニックになり、本を取りあげました。
「私の本だ、私の本だぁあ!」
結局、新しい本を私が読むように買ってきて
料理で傷んだ方は母の料理用に
進呈ということで事は収まったのですが
(よしながさんの印税増やしただけだ)
そういえば母は私がマンガを貸したときも
特に必要はなくても
必ず綴じの部分に中指を挟む。
趣味は読書というのだが
本そのものを全然大事にしない。
読んでるときは夢中だが読み終わったらただの紙の束。
同じものを2度読まない。
逆に父は本を買ってきたら
読まずにパラフィン紙にくるんで
本棚に並べてそれで満足。
その父の方の血を私は強く受け継いだらしい。
そういや銀魂もここ2巻ほど
買うだけ買って読んでないや。
まぁ、それは極端だとしても
私はじっくり表紙と帯を堪能して
カバーをめくって
(最近は本表紙にも凝ってること多いから)
さぁ読むぞ!と読み始め
新しい発見や伏線がないか
2度も3度も続けてじっくり読み返す。
そんな私の本にしっかりした折り目とよれったページ。
最早これは拷問に近い。
母は逆に自分用の本ができたことで
「書き込みもできる」と喜んでいる。
かきこみ!?
かきこみ!?
ま ん が に か き こ み ! ?
怖いよ怖いよ
この人怖いよ
私がおかしいのか
母がおかしいのか
ともかく今日も母はよれったマンガで
新メニューに挑戦しています。

コメント

  1. lili より:

    SECRET: 0
    PASS: 9cc003fd932441c756cd812fda9794e4
    うん、よくわかります。
    本の扱い方は人によって違うもの。
    私は、折り目や開き癖を、絶対につけないタイプ。
    表紙も帯もピカピカのまま、とっておくタイプです。
    読む時は、開き過ぎないよう、全神経を集中して開き、ページをめくる時も髪がよれないように極力注意をはらいます。
    よって、何度読み返すことがあっても、ほぼ新品の状態を保っております。
    しかし、普通の人は、そんな読み方はしません。
    開きぐせつけるのは当り前。本を丸めて読むのは当たり前。何か(ひどい時は、みかんを挟まれる)を挟んでもOK。
    …→現在の私。
    決して人に本を貸すことはなくなりました。
    誰が来ようと、本棚は死守。見る時は、私が傍についてしっかり見張り番します。さすがにそこまでしたら、読みたいと言い出す人は、少なくなりましたが(苦笑)
    お母さまとの攻防、危機迫るものがあつたと思います。人は人、自分は自分、で大事なものは、絶対に人に貸さないことをお勧めします。

  2. ひびきゅう より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    liliさん、こんにちは。
    liliさんも本は大切に派ですか。
    でも私よりも上を行っているような……。
    でもそうそう、丸めて読むのって耐えられませんよね。
    電車の中とかでたまに見かけると
    赤の他人にでも注意したくなります(実際はしませんよ)
    でもお友達も大切に~(笑)
    liliさんの蔵書、ぜひ拝見したいものです。
    今後、母に本を貸すときは私も見習って見張り番してみようと思います。
    思えば母は小学校の教師をしていたので
    本に書き込んだり開きぐせをつけるのは、その名残なのかも……。

タイトルとURLをコピーしました