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六月

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TEXT / 022

 六月の雨は

 どこかいろづいて

 ゆっくりと

 かなしいほどに

 ゆっくりと

 多くの感情を

 運びこんでくる

 過ぎ行く街並

 一昨日届いた

 友人の

 結婚式の招待状

 青いボールペンで

 らくがきなど

 しながら

 いつだったか

 マリッジ・ブルーを

 青色の種類だと

 言った

 人のことを思い出す

 そういえば

 あれは

 誰だっただろう

 六月の雨の

 速度に合わせて

 私は

 来ないかもしれない

 遠い未来を

 思い描いて

 少し

 微笑う

 紫陽花とともに