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初夏

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TEXT / 018

 この季節に恋をしていた

 終わることない恋をしていた

 ぼくたちは

 いつだって

 そうやって生きて来た

 それは

 空が途方もなく高かった頃のはなし

 またひとつ

 地球が巡り

 駆け足でやって来る季節

 日ごと

 遅くなる日暮れや

 日ごと

 増えて来る虫の音にも

 ぼくたちは

 恋をしていた

 だから

 こんなにも

 今でも

 この季節が待ち遠しい

 まだ遅くないのなら

 今から

 君に

 会いに行こうか