あとりえ透明3

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あとりえ透明3「POP」

「おめでとうございます、朋さん」  雲ひとつない青空。  教会から出てくると一斉にフラワーシャワーが浴びせられた...
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あとりえ透明3「天秤量り」

「はあ?コンビニ辞めた!?無職か!?また無職か!?」  俺はカウンター越しに大きな声を上げた。 「無職じゃない!...
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あとりえ透明3「キャンバス」

 私があとりえ透明でアルバイトを始めて1ヶ月が経った。1ヶ月間は研修ということで、とにかく色を検索して絵の具を...
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あとりえ透明3「ノイズキャンセリングイヤホン」

 私はそんなよくできた子どもじゃない。  定職にもつけず、ふらふらニートのような名目上のフリーターをやっている...
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あとりえ透明3「アクリル」

「いや、だから三角関数はこうガーとしてグーと曲がった所をパーンと割るだけなんですよ」 「ごめん、全然分かんない...
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あとりえ透明3「絵美」

  まさか自分が死ぬとは思っていなかった。いや、もちろんいつかは死ぬのだが、50代そこそこで彼岸の淵に立たさ...
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あとりえ透明3「才能」

「和泉さん!それ本当!?」  真っ先に立ち上がったのはせつなちゃんだった。 「う……うん、お母さんも専門じゃ...
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あとりえ透明3「笑」

 最初の語り部が私だったから、最後の語り部も私にならないとダメだろう。  私が一番あとりえ透明を外から見ていた...
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あとりえ透明3「最後に」

 あの人は持っていた。  富も  名声も  美貌も  才能も  学歴も  恋も  愛も  結婚も  子供でさえ...
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